土曜日のテーマ土いじり・お庭、ガーデン
「芝の手入れは大変!」という言葉をよく耳にします。
確かに、手入れを怠るとすぐに雑草が伸びたり、芝がはげたりします。
特に、キホンといわれる「芝刈り」「水やり」「除草」「肥料」の4つを日頃からしっかりしないと、密度のある綺麗な芝生に育たないといわれます。
また、病気や害虫についての知識も、知っておいて損はありません。
ただし、どれも特に難易度が高いという訳ではなく、特殊な技能が必要な訳ではありません。
管理を難しくしているのは、その時間です。
西洋芝の場合、芝刈りの頻度は春・秋で2~3週に1回、夏場は週1回が良いようです。
これだと、週末の日課のようにスケジュールを組み込まないといけません。
共働きのご家庭や出張が多い方などは、負担になってしまします。
そこでオススメしたいのが、「人工芝」です。
天然芝とほとんど見分けの付かない人工芝
「人工芝」というと、背徳感を感じてしまう人もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
現代の人工芝は精巧にできていますので、ぱっと見では天然芝との見分けが付きません。
人工芝の1本1本には、黄土色の枯れた芝も再現されています。
何よりも、管理をすることなく1年を通して綺麗でいることがメリットです。
天然芝に比べると5倍程コスト高ですが、10年以上の耐久性があります。
つまり10年は芝刈りから開放でき、空いた時間を優雅に過ごすこともできます。
このご家庭では、2匹のわんちゃんを屋外で飼っています。
散歩から戻るとこの人工芝の上を走り回るそうですが、足が適度にブラッシングされて、綺麗になるそうです。
こちらも犬を飼ってらっしゃるご家庭の事例です。
建物の南側にあった庭が荒れ果てていて、抜いても抜いても生えてくる雑草にも、困っていました。
全体に山砂を締め固めて、防草シートを貼った上に人工芝を貼り、ドッグランを作りました。
これだけの面積を天然芝で施工していたら、手入れは相当大変になっていたと想像がつきます。
もう1つ、こちらの事例でも、人工芝を導入しています。
もともとは天然芝で、少しメンテナンスに困っている様子でしたが、この人工芝ならメンテナンスの負荷なく、1年中キレイな緑を楽しめます。
いかがでしょうか。
天然芝には生育する楽しさや難しさがありますが、ご家族の生活に負担のないように、人工芝をセレクトするのも立派な選択肢です。
お庭は、楽しんでこそ価値があります。
生育する楽しさもありますが、それが苦痛になってしまったら意味がありません。
ぜひ、納得の楽しいガーデンを作りましょう!