金曜日のテーマメタリック・金属・ガラスを活かす
インテリアを計画するとき、アクセントとなる置物を配置することがあると思います。
他とは少し違った異彩を放つ存在で、ファッションや配色の世界でいうならば、「アクセントカラー」や「差し色」と呼ばれるようなものです。
このアクセントを、庭で採り入れるのが、世界的なトレンドになってきています。
一体どういうことなのか、ご紹介していきましょう。
アクセントに最適な金属
庭には植物や木材、石材、土などが配置されるのが一般的ですので、いわば自然と強く結びついたアイテムであふれています。
そこに、全く異なる素材の人工物を、スパイス的に配置するのです。
「自然」は、温かみがあって土着的な親しみがありますので、スパイスとなり得る異素材は、逆にモダンでシャープな人工物。具体的には、金属やガラスなどの素材感がでているアイテムがオススメです。
そんな中でも手軽に配置できるのが、こちらのバーナーです。
ガラスとヘアラインのステンレスの素材感が特徴的で、自然の中にあるからこそ際立って、ゴージャスな印象を与えています。
実はこちら、燃料はどうしているかというと、タンク式のため、配管する必要なく、どこへでも任意の場所に置くことができます。
そのため、写真のように足元灯としての役割も果たすことができます。
また、燃料に使われているバイオエタノールは、バイオマス(トウモロコシ・サトウキビ等の植物由来の資源)からつくられるアルコールです。
再生可能資源として注目されている燃料で、煙やニオイを出しません。
ご近所さんに迷惑もかからず、室内で使っても煤が付かないなど、使い勝手が良い点もメリットです。
もう1つ、庭において金属がアクセントになる例をご紹介します。
それは、造園で使う柱材としても活躍する「プラスG」(LIXIL)です。
接続できるパーツや部材の幅が広く、このような門扉としてのほか、サンルームの柱材やデッキの屋根材などにも使えます。
モダンでスタイリッシュな印象のガラス素材
このほか、ガラスや金属を使った例としては、フェンスがあげられます。
こちらは磨りガラスでプライバシーを確保しながら、すっきりとモダンな印象を打ち出しています。
このフェンスを木製にすればまた別の味わいが出ますが、明るいホワイト系のタイルのテラスにガラスのフェンスで、すっきりとスタイリッシュなガーデンテラスに仕上がりました。
このように異素材はちょとしたアクセントに活かせる、相性の良いアイテムです。
ちょっぴり上級なアレンジですが、あなたもぜひ、チャレンジしてみませんか?