庭の雰囲気をガラリと変える”樹冠” | Resort x Garden

木曜日のテーマ植物・ガーデニング

庭の雰囲気をガラリと変える”樹冠”

2017.12.1

ドリームガーデンの工事

私たちのドリームガーデンは、エクステリア・ガーデンの設計・施工を手がけていますが、このお仕事は、植物と密接に関わる仕事です。

その中で気付いたことは、日本と海外では、植物に対する意識が違うこと。
たとえば日本では、大きな木は嫌われる傾向があります。

生い茂ると道路や隣地にはみ出してしまい、そのたびに剪定しなければなりません。
また、少々地面が露出している部分があればすぐに雑草が生えてきて、放置すれば害虫の住処になる可能性もあり、マメに草刈りをする必要があります。

対して海外では、大木でも遠慮なく庭へ導入し、植物に対して大切にする思いすら感じ取れます。
これは、どのようなことが原因なのでしょうか?

 

■植物への思いは、国土に占める森林面積の割合で分かる!?

海外の森林
この原因について、私なりに考えたことがあります。
そのカギとなるのは、植物の育成環境の違いです。

日本は国土の約70%が森林で、植物は黙っていても育ち、むしろ邪魔な存在になることすらあります。
一方、アメリカの国土に占める森林面積の割合は30%、オーストラリアにいたっては5%という低さです。

つまり、アメリカやオーストラリアでは植物は貴重な存在のため、大切に思われているのではないだろうか、というのが私の推測です。

 

■海外で大切にされている大木

推測はさておき、海外では大きな木に対して特別な思いがあり、大切に育てられています。
これが長年にわたって脈々と受け継がれてるので、当然のように高さもものすごく大きくなっています。

ユーカリ

こちらはオーストラリアにある一般家庭です。
大きな木は国を代表するユーカリの木ですが、もう、とんでもない高さまで成長しています。

町中のヤシの木

こちらは市街地ですが、ヤシの木がこんな高さまで育っています。
ここまで高いヤシの木は、日本ではあまり見かけることはありませんよね。

 

■樹冠で大きく変わる、庭の雰囲気

ヤシの木が出てきたついでに話は少し変わってしまいますが、このサイトはリゾートをテーマとしていましたね。
「どうしたら、リゾートっぽい雰囲気になるのだろうか?」と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方に注目していただきたいのは、植えられている植物の「樹冠」(樹木の上部で葉が茂っている部分)によって、雰囲気が大きく変わること。

つまり植物の樹冠で、リゾート感も表現することが可能なのです。
中でもオススメしたいのは、ズバリ「パイナップルっぽい樹冠」。
天に向かって放射状に広がるものは、何かとリゾートを感じさせます。

たとえばこちらをご覧ください。

ヤシの木があるだけで…

これは海外のリゾート地で撮ったものですが、やはり中央のヤシの木が、リゾートっぽい印象を大きく与えています。
この木をそのまま日本に導入するだけでも、十分リゾート感を出せるのではないでしょうか。

大きな木の導入が難しいのでしたら、低木でもパイナップルっぽい樹冠の木があります。
たとえば、アツバオリヅルラン。

アツバオリヅルラン

先端が尖っているので注意が必要ですが、日当たりが良ければやせ地でも育ち、水やりも不要でとにかく丈夫です。
越冬も寒冷地以外では問題なく、病気や害虫も特に見られません。

 

いかがでしょうか。
庭の雰囲気を変えたいなら、ぜひ樹冠を意識しながら、植物を選んでみましょう!