月曜日のテーマ夜楽しめるガーデン
皆さん、夜の庭はどのように活用されていますか?
ほとんどのご家庭では、夕方になると雨戸を閉め切ってしまい、「夜の庭を見る機会がない」というスタイルを過ごされているかと思いますが、実は、夜の庭は幻想的でオススメです。
せっかく庭のスペースがあるのでしたら、日中だけでなく、夜も楽しめる庭にしてみませんか?
ということで今回は、夜の庭を楽しむための方法をいくつかご紹介したいと思います。
ライトアップで、魅せるナイトガーデンに
夜の庭を手軽に楽しむ方法のひとつが、「ライトアップ」です。
たとえば植栽をライトアップするだけでも、昼間とはまったく違った表情の庭を楽しむことができます。
まずは、植栽のシルエットが強調されるようなライティングをしてみましょう。
木の幹から枝葉までまんべんなく光を当ててみたり、逆に裏側から光を当てて、木の両脇から光りが漏れる雰囲気を狙ったり、いろいろとチャレンジしてみましょう。
さらに地中への埋め込みライトや、フットライトなども活用すれば、もう一歩進んだナイトガーデンが完成します。
植栽だけでなく、タイルや石、壁も、光が当たると昼間とはまったく異なる表情を楽しめます。
光の角度や明るさ、そして色によっても表情は変わってきますので、庭のレイアウトに合わせて、いろいろとチャレンジして好みを探ってみてください。
このように、庭をライトアップするだけでも、夜でも借景として眺めを楽しめる、立派なナイトガーデンになります。
自然を感じて月光浴を楽しむ
天気と気候が良ければ、夜の庭に出てみましょう。
意外にも月あかりは明るく、やさしい光だということに気づかれることと思います。
満点の星空も、何よりも代えがたい、贅沢な景色です。
少し屋外に出るだけで、こうした豊かな自然を享受することができます。
であれば、自然をより身近に感じられるように、夜の庭で過ごせるように工夫をしてみましょう。
まさに「夜の第二のリビング」として、庭を活用する方法です。
テラスにリクライニングチェアやサイドテーブルなどのガーデンファニチャーを置けば、お酒を楽しみながら夜空を満喫することもできます。
その際は、ぜひパラソルやオーニングを閉じて、夜空を眺められるようにしましょう。
さらにサイドテーブルにキャンドルのような小さなあかりを置けば、優雅な雰囲気にもなり、ちょっとした読書もゆったりと楽しめます。
オブジェを活用して、遊び心満載に
さらに、ひと味違ったナイトガーデンにしたい人には、シンボリックな置物をライトアップするのがオススメです。
壁面に取り付けたレリーフやオブジェを象徴的にライトアップさせることで、庭がコンセプチュアルになり、ストーリーを与えることができます。
ドリームガーデンの展示場の例では、動物の置物を置いています。
ひっそりと見え隠れする動物の姿は、まるでジャングルに迷い込んでしまったような、新鮮な非日常を楽しむことができます。
このように、夜の庭は工夫次第で素敵な空間になります。
せっかく設けている庭を、ぜひ夜も楽しんでしまいましょう!